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第138号 自分のちからのなさを痛感したときは(柳澤)

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あこがれのFP活動☆成功の秘訣

第138号
2017/4/19発行
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おはようございます。

寒い日がいつまでも続いた今年も、ようやくコートのい
らない日が増えてきましたね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

今週は柳澤FPから、自分のちからのなさを痛感したと
きについてです。

それではどうぞ!

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自分のちからのなさを痛感したときは(柳澤)
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おはようございます。柳澤です。

あなたは、FPの仕事を通して、自分のちからのなさに
打ちひしがれたことはありますか? たとえば、

・締切が迫っているのに、原稿のアイデアが浮かばない
・お客様の背中を押し切れずに、相談を終えてしまった
・自分の提案を受け入れてもらえなかった
・FPの先輩や先生からダメ出しされた
・お客様から聞かれた質問にちゃんと答えられなかった
・自分が講師をしたセミナーの反応がイマイチだった
・目標に掲げた売上になかなか到達できない

・・・など、FPで成功したいという気持ちが強いほど、
「今の自分はダメだぁ~」と、落ち込んでしまうことが
あるのではないでしょうか。

私はありました。・・・というか、今でもあります。

散々苦労して築いてきたことにつまづくことはなくなり
ましたが、いまだに慣れていないジャンルの仕事は悪戦
苦闘します。力を入れる加減がわからなかったり、ピン
トがずれた対応をしてしまったり。そのたびにつくづく
不器用な人間であることを思い知らされます。

こんなとき、みなさんはどうやって乗り越えますか?

今回は失敗をしたときの、私の対処方法をお教えします。
(1)しっかり落ち込む

「失敗していない」とか「私は間違っていない」とか、
「自分のせいではない」とか、自分の配慮によって防げ
たミスを自分以外のせいにしていてはいつまで経っても
解決策を見出すことはできません。

だから私は、上手くいかなかったときは大いに落ち込む
ようにしています。なぜ、こういう事態になったのか。
何が足りなかったのか。どんなふうに対処すればよかっ
たのか。情けない自分を受け止めて、自分自身にダメ出
しをするのです。

誰かから注意をされたときは、なぜ、注意を受けたのか、
どうしたら注意されずに済んだのかを考えます。

「あーっ!もう、腹立つわ」

と、一人の部屋で叫ぶときもあります。すごく情けない
気持ちになりますが、二度とこんな失敗はしないと心に
刻むことができます。
(2)その日のうちに対策を打つ

失敗は、失敗した日に解決策を考えることが重要です。

たとえば、駆け出しのとき、入稿したコラムに、これで
もかと赤字入れをされて送り返されたことがありました。
とても情けない気持ちになりましたが、自分が書いた文
章と赤字入れされた文章を読み比べると、赤字入れのほ
うが圧倒的に読みやすい。そこで、何ができていなかっ
たのかを分析し、書き直しました。それをしたことで、
赤字入れが入る頻度が格段に減りました。

セミナーでお客様の反応がイマイチだったとき、その日
のうちに台本をつくったことがあります。つくった台本
を自宅で1人、声に出して読みました。それを経験した
ことで、セミナーの事前準備の大切さを痛感しました。

相談でピントのずれた提案をしてしまったときは、なぜ、
ニーズを汲み取れなかったのか、ヒアリングシートを読
み返して問題点を分析しました。

ポイントは、失敗したその日のうちに1つでもいいので
対策を講じること。悔しい気持ちを抱えているときに、
同じ轍を踏まないためにどうしたらいいかを考え、実行
しましょう。
(3)対策を講じたら、忘れる

上手くいかなかった自分を責め続けると、心と体は無意
識のうちに萎縮します。そうすると、本来のポテンシャ
ルが発揮できずに、更なるミスを誘発しやすくなります。

対策を講じたら、次の仕事に集中しましょう。どうして
も気分転換できないときは仕事から離れるのも一案です。
私の場合、ひどく落ち込んだときは映画を観たり、連載
モノの漫画をまとめて借りて一気に読んだりして、気持
ちを切り替えています。

以上が私の失敗の乗り越え方です。

なんだか上手くいかないなぁ、と、いうことがあったら、
試してみてくださいね。
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☆編集後記
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編集担当、星野詔子です。

上手くいかなかったり、落ち込んだ時に「しっかり落ち
込む」ことが大切だな、と実感しています。
中途半端に落ち込んでいると、いつまで経っても落ち込
んだまま、肝心の現実はまったく動いていかないんです
よね。

シンプルで当たり前のような、この3つのステップが、
仕事だけでなく物事を達成するためにとても大切なこと
だと、改めて感じました。

それでは、次回もお楽しみに!

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