第52号　実行支援型FP・山本倫子さんに取材しました（２）（柳澤）

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　　　　あこがれのＦＰ活動☆成功の秘訣

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　第５２号
　　　　　　２０１４／５／１４　発行
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おはようございます！

季節の移り変わりは早いもので、天気予報を
聞いていると「夏日」という言葉を耳にするように
なりました。

確かに暦の上では夏はもう始まっています。

しかし、今年はエルニーニョ現象が発生する可能性が
高いらしく、冷夏になるかも、といわれています。

冷夏だと季節性商品の売れ行きが落ち込むので、
景気アップのためにも夏らしい夏になってもらいたい
ものです。

辛いけど･･･。
前回に続き、柳澤FPの取材記事をお届けします。
それでは、どうぞ！
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実行支援型FP・山本倫子さんに取材しました（２）
（柳澤）
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全国ミニセミナー行脚を続けながら、紹介で相談顧客
を獲得してきた倫子さん。相談案件が増えてきたこと
に伴い、地元関西でのFP活動にギアチェンジを行って
いきます。

業界経験なしで、注文住宅の資金計画等の難しい案件
を手掛けるようになったいきさつは何か。どうやって
それだけのスキルを身につけていったのか、倫子さん
の強さの真髄に迫ります。（文責：柳澤）
■人は感動すれば、行動する

実は、社労士になる前はフラメンコダンサーだったん
です。首を痛めてしまいダンスをやめてしまいましたが
その時の経験が今の私をつくっています。

「人は感動すれば、行動する」

これが私の持論です。

ダンスを見て感動しなければ、次のステージに足を運
ぼうとはしません。FP相談も同じで、私たちのアドバ
イスや姿勢などに心を動かされなければ、お客様は提
案を実行しようと思われない。そして、FPとして相談
料をいただくかぎり、「絵に描いたモチ」で終わらせず
に実現できるようにサポートすることが大切だと思う
のです。

相談にお見えになった方がどんな人生を送りたいかを
じっくりヒアリングする。その希望を叶えるために、
考えられるリスクは何かをシミュレーションし、それ
に対してどんな対策を立てればいいかを考えています。

シナリオは３つ位考えます。最悪のシナリオになった
ことは一度もありませんが、そうなってもいいように
考え抜いた提案をします。

これがお客様の感動につながり、夢の実現を加速させ、
信頼につながっていく。そう信じています。

 

■FPスキルはお客様に引き上げてもらいました

全国セミナー行脚により、私は様々なご相談を受ける
ようになりました。保険の見直しはもちろんですが、
住宅ローンの相談や新築マンションの購入相談なども
ありました。

でも、最初から注文住宅の資金計画のような難しい案
件を引き受けていたわけではありません。

少し頑張ればクリアできるような案件が不思議とやっ
てきたのです。

最初の頃、住宅関係の相談は「住宅ローン選び」を
ナビゲートするようなものでした。どれを選んだら
いいかわからない。そういう方に住宅ローンの選び
方のポイントをレクチャーしていました。

それが普通にできるようになると、新築マンションの
資金計画のご相談が入ってきました。それが解決する
と、中古マンションや建売住宅・・・というように、
実務が私を育ててくれました。

最初から「私は●●の専門家です」と言えなくても
大丈夫です。

「お金をいただくだけの知識をもっていない」と無料
相談ばかりするのは、相談に来てくださった方にとっ
ても、自分自身にとってもいいことは何１つないです。
相談料をいただくことでプロとして責任をもつことが
でき、お客様のニーズを満たそうと知恵を絞ることが
できます。

皆さんも「私はプロのFPだ」と自信をもって、一歩
踏み出したらいいですよ。お客様と一緒に行動する
ことで、知識と経験は積み重なっていきます。
＊次週は倫子さんの行動力の源となっているお母様の
金銭教育についてお話します。
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☆編集後記
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編集担当、望月貴美香です。
FPの仕事って本当に守備範囲が広くて大変だけど
そこが面白いところなんですね。

相談は、保険・相続・資産運用・不動産購入･･･と多岐に
渡りますので、自分一人の知識では対応しきれません。

先輩FPにアドバイスを受けたり、あちこち関連企業に
問い合わせたりしながら情報を集めていきます。

少しずつではありますが、知識が積み上がっていくのは、
とても楽しい！

1年後の自分を楽しみにしています。
それでは、また来週。

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