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ぜひ覚えておきたい、節約を長続きさせるコツ

これまでに家計の悩みをお持ちのお客様に多く接してきた経験から、あることがわかりました。それは、節約を長続きさせる一番のポイントは「ストレス対策」ではないかということです。

そこで今回は、節約とストレスの関係と、楽しく節約を続けられる行動習慣についてご紹介いたします。

 

  • 節約を始めても長続きしない理由とは?

無理な節約、我慢する節約はストレスがたまっていきます。このストレスを解消するのに一番簡単な方法は、実は「お金を使うこと」なのです。ショッピングをする、友達と食事やカラオケに行く、普段より豪華な食事や旅行をするなどで、ストレスは手っ取り早く解消できます。

本来お金を貯めるために始めた節約なのに、そこでストレスが溜まってしまうと、これを解消するためにもっとお金を使ってしまう。これが節約リバウンドの仕組みです。5万円だった食費をいきなり3万円に減らすなど、強いストレスを感じるまでの強引な節約は逆効果になりがちですので注意しましょう。ストレスはイライラや不安の形で逆襲してきます。ストレスを溜め続けると病気になったり、子どもに八つ当たりが増えて家の中がギスギスしてきたりして、節約で本当は一番守りたかったものにダメージが出てしまいがちです。習慣として、楽しく続けられる節約生活にもっていく工夫が必要です。

 

  • 節約を長続きさせるためのコツ

それでは、どのようにすれば、楽しく達成感のある節約を続けられるのでしょうか? いくつか行動習慣の工夫をご紹介いたします。

 

  1. 節約をアイデアゲームと考えて、「どうすれば、少ないお金でやりたいことを達成させるか」を考える訓練をする。

休日になってから、子どもを遊ばせる方法が思いつかず、真夏や真冬は外で遊ぶのも大変だからと、とりあえず近所のショッピングセンターへ連れていく…。

このパターンですと、お金を使わずに無事家へ戻るには相当な根性が必要ですし、「使わない=我慢」とセットになるので、ストレスレベルが心配です。対応策として、たとえば、100円ショップの素材で、子どもたちがうんと楽しめる方法はないかを考えて準備しておくのもひとつの方法です。こうすれば少ない予算で済みますし、子どもたちも満足できて一石二鳥です。

我が家の子どもたちが小さかった頃、一番のヒットだったのは、100円ショップでカラフル風船を2袋ほど買ってきて、50個以上の風船を子どもたちと一緒に膨らませてリビングいっぱいに広げ、1日中好きなように遊ばせてあげるという「おうちレジャーアイデア」でした。

近所の子どもたちも参戦したこの日の盛り上がりは、今でも印象に残るほど大当たりでした。天候がよくない日用のおうちレジャー案としては、なかなか楽しめますので、ぜひお試しください。

 

  1. ママのストレスを溜めないようにする

お財布を預かるママのストレスを溜めないように配慮することは、節約の成功に大きくかかわります。ストレスが溜まって辛くなり、頭が回らなくなってしまうと、節約リバウンドは止められません。とはいえ、工夫の余地は無限にあります。日頃から「ストレスレベルが上がらないようにするには?」「自分のための時間をどうやって創ってどう過ごそう?」ということを考えて予防線をはっておくことが効果的です。

 

私の経験則ですが、散財に走らずにストレスを抜く方法のひとつとして、掃除・整理整頓があります。赤字続きで困っている方のお家を訪問すると、掃除ができていなかったり、「どうしてこんな使わないものが部屋にドンと置いてあるのかな?」という状況だったりして、整理が苦手な方が多いように見受けられます。家の中が散らかっているということは、空間のストレスレベルが上がっているので、日頃家にいることの多いママは、無意識にストレスをためやすくなります。ストレスが溜まって動けなくなる前に、普段からお部屋の片づけを実践することを行動予定に組み入れると、お財布によい影響があります。特にキッチン回り、冷蔵庫の中、食品ストッカーの中などを整理し、不要なものを捨て、掃除をすると、自分の一部がきれいになったような爽快感が得られ、ストレスを減らすことが可能です。

 

  • 目指すは人生が豊かになる節約ライフ

お金をいかに使わないかという「引き算的発想」ですと、すぐ限界が来ますが、お金や時間という貴重な財産を、いかに価値を高めて大切に使うかという「足し算的発想」をすれば、工夫の余地はグンと広がります。こんな風にいくつもアイデアを出し続けると、節約が楽しくなってきます。またコツとしては先取りで考えておくと、よい時間とお金の使い方ができることが多いです。

主婦の腕の見せ所であるやりくり項目は、食費・レジャー・小学校低学年までの学習費(小学校3年生までは、ママが勉強を教えることが可能です)などです。ネットやテレビの商用マーケティングに乗せられると、「それを買うこと=希望が達成される」ということが頭にインプットされて、どうしてもお金を使いたくなります。けれどもそれは、本当は外から押し付けられた価値観で、それを買わなければ絶対に幸福になれない、なんてモノはほとんどありません。自分や家族が幸せになるため、希望の人生を送ったり、思い出に残る楽しい休日を過ごしたりする方法は無限にあります。ぜひ、楽しく節約できるためのアイデア貯金を増やしていってください。お金が貯まるだけではなく、生活の豊かさも増えていくはずですので。

株式会社FPフローリスト

ファイナンシャル・プランナー ゆりもとひろみ