HOME FP養成講座・各種FP向けセミナー 無料メールマガジン 第196号 苦手分野攻略法(ゆりもと)

無料メールマガジン:第一線で活躍するFPからの声をお届け あこがれのFP活動☆成功の秘訣

第196号 苦手分野攻略法(ゆりもと)

■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

あこがれのFP活動☆成功の秘訣

第196号
2019/9/18発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■

 

おはようございます。

先週末、高校時代の友人が仕事の休みを取り東京に遊び
に来てくれました。
出会ってから15年ほど経ちすっかり大人になった私達で
すが、変わらず高校時代の楽しかった思い出話で大笑い
をし、高校生時代から時が進んでいないような感覚があ
りお互いの年齢を改めて確認し驚き合いました!

笑いすぎて疲れるくらいの楽しい時間を過ごし、大切な
友人や家族に囲まれて過ごせる何気ない毎日を当たり前
とせず、日々感謝する事を忘れていはいけないなと感じ
ました。

それでは今回も、ゆりもとFPからのメッセージです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
苦手分野攻略法~ゆりもと~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

みなさまこんにちは。
FPフローリストのゆりもとです。

本日も、FP志望者からのご質問にお答えします。

Q.苦手な分野はありますか?それをどのように克服さ
れてきましたか?

A.今までの経験則で、まず押さえてほしいことをお伝
えします。
苦手か得意か以前に、「その分野はFPが対応してよい
範疇なのか」の振り分けが必要です。
「苦手なので、これはできるようにならないと」と頑張
る心意気は素晴らしいのですが、FPの専門外の分野に
突っ込んで行ってお手上げになる、というのはよく見受
けられる失敗パターンです。

私の失敗例をひとつご紹介します。駆け出しのころ、友
人で、分譲マンションを賃貸に出しているが、確定申告
をいい加減にしていてご本人は気にしている、という方
がいました。当時は聞かれたらなんでも調べて答えない
といけないと思っていましたし、FPと簿記の受験で減
価償却は勉強していたので、「ちょっと見せてもらって
よいですか?」と資料をお預かりしました。
確かに何か計算がおかしい。気になる(^^;
しかしちょっと複雑なケースだったこともあり、数日間
格闘したけれどお手上げになりました。税金ってこんな
に難しいんだ、と思いました。

そうこうしているうちに、そもそも税金の計算や確定申
告のお手伝いは税理士資格がないとできないことに気づ
きました。たとえ私が猛勉強して正しい計算ができるよ
うになっても、税理士資格のないFPは「業として」は
確定申告のアドバイスをしてはいけないわけです。当時
はまだ税理士さんの提携先がきちんとなかったのですが
知り合いの紹介で見つけた良さそうな税理士さんに相談
して、確定申告及び修正申告をご対応頂きました。

最初にお客さまから相談された時点で、「確定申告の内
容でしたら、税務署か税理士さんがご相談窓口になりま
す。よろしければ税理士先生をご紹介しましょうか」と
返すべきだったのです。入り口で振り分けできていれば
数日間の時間を良く分からないことに費やすことなく、
その時間をFPとしての業やスキルアップに費やせた訳
です。

また、最近のFP志望者からの相談では、「私、保険が
苦手なんです。どの保険に入ればよいか、調べてご提案
する自信がなくて」という話もありました。
おっと、それは苦手かどうかの前に、保険募集人資格を
持たずに、保険の個別商品のアドバイスをすることはで
きないという問題が立ちはだかっています。頑張ったか
ら得意になれるという話ではなく、個別商品提案までし
てあげたければ、保険を取り扱う資格を持つかどうかと
いう判断になってきます。

苦手だなと感じる分野の場合は、「FPの分野だけれど
苦手」なのか、「別の専門家の範疇で、FPとして責任
もってお答えすることは難しい内容」なのかを、まず振
り分けできるようになりましょう。そして自分のスキル
や保有資格からは手に負えない内容だと判断した場合は
専門家につないでお客様の課題を解決していけば良いで
すね。

一方、「これはFPの範疇だ」と分かる場合は、難易度
が高くてもできれば一回は取り組んでみましょう。苦手
意識がある分野は、勉強だけだと右から左で進歩がない
ことも多いと思います。ところが実際のFP相談で取り
組む場合は、すごく頭に入ってきて、「このお客様の場
合は、どうすればよいのか」が明確に理解することがで
きるようになります。

私は家族信託について、全貌が理解できない気持ち悪さ
と苦手意識が続いていました。ところが先日お客様で深
刻なご相談があり、ご一緒に司法書士先生のご説明を受
けたら、みるみる理解が進みました。「ああ、そういう
ことなのね。後見人とはこう違って、これができてこれ
はできないのね」ということがパシッと頭に飛び込んで
きました。今後同様のご相談が入れば、使える制度の交
通整理に関してはできる自信がつきました。

ケーススタディを経験すると、それが理解や関心の足掛
かりになり、いつしか「○○FPって、この件詳しいで
すね」と言われるようになることもありますよ。やみく
もに全力投球する前に、FPとしてどこまでサポートで
きるのか、勉強対象をチェックしてくださいね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆お知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆2020年2月開講予定!『東京・第1期FP養成講座』
無料説明会のお知らせ

●【東京・秋葉原開催】東京・第1期FP養成講座無料
説明会

東京・第1期FP養成講座の無料説明会を実施いたしま
す。
気になる養成講座の内容や、講座終了後のアフター
フォローなどについても詳細にご説明いたします。

(1)2019年10月12日(土)13:00-14:30
場所:FPフローリスト秋葉原・相談スペース

(2)2019年11月16日(土)10:30-12:00
場所:FPフローリスト秋葉原・相談スペース

(3)2019年12月14日(土)13:00-14:30
場所:FPフローリスト秋葉原・相談スペース

お申込みはこちらから↓

東京・第1期 FPフローリスト認定FP養成講座

☆FP向けセミナー・ソフト説明会のお知らせ☆

●2020年に何が変わる?
FP相談に活かせる税制改正のポイント

2019年10月の消費税増税、2020年1月からの所得税改正
と、家計に影響を与える改正が目白押しとなっています。
また、今後も続く見込みです。本セミナーでは2019年度
までの税制改正のうち、2020年前後に変更されるものや、
消費税増税に伴い新たに導入される軽減税率や請求書
・領収書の様式変更について、正しく理解できるように
お話しします。

日時:2019年10月11日(金)10:00-12:00
場所:横浜本社セミナールーム
講師:奥沢 剛彦氏

お申込みはこちらから↓

2020年に何が変わる? FP相談に活かせる税制改正のポイント

●住宅購入をする人のためのライフプランの作り方

人生の3大資金といわれる住宅資金ですが、お客様の漠
然とした不安はライフプランを作成しないことには晴れ
ません。より現実に即したプランを作成するためにイン
プットしておくべき必要な情報をお話しします。

日時:2019年11月8日(金)10:00-12:00
場所:横浜本社セミナールーム
講師:飯田 敏氏

お申込みはこちらから↓

住宅購入をする人のためのライフプランの作り方

●FP相談を仕事にしたい!ファイナンシャル・プラン
ナーになるためのスキルアップと集客方法

開業以来1000件超のFP相談を受けてきた人気女性FP
から、FP業務の魅力、開業の苦労と乗り越え方、家庭
との両立など率直な話が聞けるまたとない機会です。本
気でFPで食べていきたい人のご参加、お待ちしていま
す!

(1)2019年10月12日(土)10:00-12:00
場所:FPフローリスト秋葉原・相談スペース
講師:ゆりもとひろみ(FPフローリスト代表取締役)

(2)2019年12月14日(土)10:00-12:00
場所:FPフローリスト秋葉原・相談スペース
講師:ゆりもとひろみ(FPフローリスト代表取締役)

お申込みはこちらから↓

【東京・秋葉原開催】FP相談を仕事にしたい!ファイナンシャル・プランナーになるためのスキルアップと集客方法

●【関内・秋葉原開催】ライフプランソフト
「大成功家族(R)」無料説明会のお知らせ

ライフプラン作成の手順や便利な機能を分かりやすく体
験できます。購入を検討されている方、すでに購入され
ていて、対面で操作説明を受けたい方、お気軽にご参加
ください。

(1)2019年10月4日(金)10:30-12:00
場所:FPフローリスト秋葉原・相談スペース

(2)2019年10月18日(金)10:30-12:00
場所:FPフローリスト関内・相談スペース

お申込みはこちらから↓
https://fp-florist.com/soft/experience.php

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

編集担当、藤原です。

私は今FP相談デビューに向けての勉強中ですが、知識
や情報を学ぶだけでは、なかなか深く理解したり定着が
出来ないと感じております。

ゆりもとFPのメッセージにあったように、具体的なお
客様の問題に向き合うとき、FPとして「この方のお役
に立ちたい」という思いから理解や知識が深まるのだと
思います。
まずは、身近な家族や友人をケーススタディとして「私
がこの知識を活かしてどう役に立てるか?」という視点
を持ちながら学び続けていきたいと思います。

それでは次回もお楽しみに。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★仕事の依頼や、取り上げて欲しい話題・ご質問など
お待ちしております。

→ https://fp-florist.com/contact/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*発行元:FPフローリスト https://fp-florist.com
/
お問い合わせ: https://fp-florist.com/contact/
————————————————–
*購読・メールアドレスの変更解除はこちらから

無料メールマガジン「憧れのFP活動☆成功の秘訣」


————————————————–