第257号　第2回　～苦手分野の克服法～　(中垣）

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あこがれのＦＰ活動☆成功の秘訣

第２５７号
２０２２／１２／７発行
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こんにちは。今年も残すところ一か月を切りました。あ
れもこれもと気ばかり焦る時期ですが、今できることに
集中して、笑顔で1年を締めくくりたいですね。

今回も前回に引き続き、中垣FPより、ライフプラン提案
に役立つアドバイスをお届けします。

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第２回
～苦手分野の克服法～　中垣
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こんにちは、ＦＰフローリストの中垣です。前回は私の
得意分野、家計管理についてお話をさせていただきまし
た。今回は苦手分野の克服法についてお伝えしたいと思
います。

ＦＰには6分野ありますよね、その中でも私はカタカナ
の多い金融が苦手です。みなさんはいかがですか？

みなさんも得意分野、不得意分野があると思います。子
どもの勉強も同じだと思いますが、得意とするところを
伸ばしつつ、不得意なところは平均まで上げていく必要
があるじゃないですか。ただ、不得意を得意にするには
大変だし、苦手意識を持ってしまうといけないので、そ
こは自分にも課すことをやめました。

不得意分野は頑張りすぎず、相談を受ける中で、自分に
必要な事はきちんと埋めていく…。そして、少しずつ自
分の引き出しを増やしていく。勉強はもちろん必要だけ
れど、無理に得意になる必要はないと思っています。

一方で、得意なところは延ばしていきたいと思っている
ので、自らいろいろと調べます。得意なものほどアンテ
ナを張れるし、キャッチ力も高くなる。例えば、最新情
報をキャッチしていく方法が身につけば、それは他の不
得意分野にも使え、情報の取り方がわかってきます。

20年の社会的ブランクを埋めるのに、やはり勉強は欠か
せない。それと同時に最新情報をキャッチする力を磨く。
ここは頑張ったかなと思います。

ひとつのニュースを観たときにも、このニュースが自分
の相談の中ではどんなことにつながるかと考えます。た
だ聞き流すのではなく、「この立場のお客様にはこんな
影響がある」「こっちのお客様にはこんな影響がある」
とあらゆる見方をするようになりました。多角的に物事
を見ていくことも意識しています。

以前、ある会社が完全リモートワークにするというニ
ュースがありました。通勤も必要に応じて、出社の際に
は飛行機代も出します。どこに住んでもよいそうです。

それに対して、FPの立場からすると、お客様がその会社
にお勤めだったらどんな影響があるのかと考えます。仮
に通勤が無くなると、

・通勤手当が無くなる
→社保に影響が出る（自分のお金の出入りは変わらずと
も、払う社会保険料は減る）
→将来受取る予定の年金額も減る

物事にはプラスの面と、マイナスの面があり、両方から
捉えるようにすることを意識しています。メリットがあ
れば、デメリットもある。プラス面だけではなく、マイ
ナスの面にも目を向ける必要があると思っています。

そういったことで補い、とことん調べて、常に自分の中
の常識は古いと念頭に置きながら、お客様に接するよう
にしています。

苦手分野についても、がんばらないといけないけれど、
120％をずっと続けると疲れてしまうので、メリハリを
つけ、得意なところは延ばし、そうでないところは補え
るよう心がけています。

ただ、分からないことを放っておくことは危険なので、
その時にはどうすればよいのか…。納得できるまで、と
ことん調べます。

私は本やネットで調べることが多いですが、プロの方が
掲載しているものでも間違ったことを書いているものも
あるため、私は大元まで辿って調べます。

官公庁のサイトとはすでに友達です。調べ方をきちんと
身に付けておくことは大切だと思います。

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☆編集後記
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編集担当の辻です。
苦手分野の相談が重なると、私は思考停止に陥りがちで
すが、補うつもりで「調べる」なら出来そうだと気持ち
が明るくなりました。中垣FPのアドバイス通り、無理に
背伸びをせず、お客様にとって必要な情報を真摯にお届
けしていこうと思います。

それでは次回もお楽しみに！

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