第116号　説明は、幹から葉っぱへ（ゆりもと）

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あこがれのＦＰ活動☆成功の秘訣

第１１６号
２０１６／６／１発行
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おはようございます。

今日から６月になりました。
２０１６年も半分が終わろうとしていると思うと、時間
の過ぎるスピードに驚いてしまいますね。

さて今週は、ゆりもとＦＰによる「お客様へのご説明
の流れ」についてです。

それではどうぞ！

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説明は幹から葉っぱへ（ゆりもと））
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皆さんこんにちは☆。ＦＰフローリストのゆりもと
ひろみです。

先日、提携先の専門家にお客様をご紹介いたしました。
その専門家の方へのご紹介同席は久しぶりだったのです
が、とても感銘を受けた事があり、最近の相談で感じた
ことを含めてお話させていただきます。

その方は、初めてのお客様でも正しい判断ができるよう
に大変丁寧なレクチャーをしてくださいました。
最初に、お客様の個別案件に対して、専門家から見た問
題点と依頼された場合のサービスについて、簡潔に教え
てくださいました。
次に、社会全体における業界の役割、案件を依頼した場
合の問題解決までの流れ、自分に合った信頼できる専門
家を選ぶ際の注意点について、ニュートラルな説明を行
いました。また、話の節目ごとにお客様に質問がないか
を確認し、お客様の理解を丁寧にサポートしていました。
料金の話は最後です。
恥ずかしながら私が内心、「その話は今回のお客様には
省いてしまってもいいんじゃないかしら」と思うような
ことも、手を抜かずにきっちりご説明をされていました。
終了後、「いつもながら大変丁寧な説明をありがとうご
ざいました。お客様も安心され、依頼を前向きに検討さ
れると思います。ただ、依頼されるかどうかわからない
案件に、こんなに長時間かけていただきちょっと恐縮で
す。」
とお伝えしましたところ、「いえいえ、初めが一番大切
ですから」と笑顔で謙虚なお返事をいただきました。
数日後、お客様から私とその専門家の方に、正式に依頼
をしたい旨の連絡が入りました。

相談ビギナーさんのＦＰはもちろんですが、相談慣れし
てきたベテランＦＰであっても、とても参考になる事例
ではないかと思います。私たちにとっては、相談の度に
何十回何百回と繰り返しお話しすることであっても、そ
のお客様にとっては初めて聞く内容です。初めてのお客
様ができるだけ短い時間で、相談するメリットや最後ま
での流れを理解し、依頼するかの判断をしていただける
ような順番でガイダンスをすることが大切ですね。また、
目的や理由を説明してから、質問や作業依頼をする、と
いう順序を心がけたいところです。

例えば突然「今後のご出産の予定を教えてください。」
とＦＰが言えば、お客様はびっくりされるか、警戒され
ることもあるでしょう。
「ライフプランを作成するにあたっては、何人のお子様
を養育したいかで、プランが大幅に異なって参ります。
将来も含めてお子様の人数は何人でプランニングをいた
しましょうか。」という風に、説明の後に質問をすれば、
お客様は安心し、かつ真剣に考えて答えてくださるでし
ょう。自分にとっては当然でも、お客様にとっては唐突
な質問になっていないか。
ガイダンス、カウンセリング、提案、いずれにおいても、
お客様のご理解をよりスムーズにするためは、説明は幹
から葉っぱへの流れを心がけたい、と改めて思いました。
ご参考になれば幸いです。
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☆お知らせ
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～セミナー開催のご案内～

6月19日（日）13:00～16:00
保険証券の中身がわかる！生命保険分析マスター講座
講師：柳澤美由紀
http://fp-florist.com/seminar/hoken/

7月10日（日）10:00～15:00（途中休憩1時間）
ライフプラン提案書作成　徹底マスター講座
講師：柳澤美由紀
http://fp-florist.com/seminar/lifeplan/

8月6日（土）10:00～12:30
相談実務体験シリーズ（１）
家計管理法＋相談ロープレ講座
講師：ゆりもとひろみ
http://fp-florist.com/seminar/seminar-practical-01/

9月4日（日）10:00～12:30
相談実務体験シリーズ（３）
生命保険の見直し方＋相談ロープレ講座
講師：柳澤美由紀
http://fp-florist.com/seminar/seminar-practical-03/

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☆編集後記
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編集担当、星野詔子です。

FPにとっては当たり前の話でも、お客様にとっては初
めて接する考え方、接する言葉であることは多いと思い
ます。
お話しする流れを気を付けるとともに、わかりやすい言
葉の選び方も大切にしていこう、と改めて感じました。

それでは、次回もお楽しみに！

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