第81号　医者は病気でも患者を治せる　(ゆりもと）

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あこがれのＦＰ活動☆成功の秘訣

第８１号
２０１５／１／７発行
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明けましておめでとうございます！

2015年が始まりましたね。今年は、どんな年にしたいで
すか？気持ちがフレッシュなうちに目標を立てたいです
ね。

さて今年初のメルマガは、ＦＰとしての「プロの心構え」
についてです。
それではどうぞ！

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医者は病気でも患者を治せる　(ゆりもと）
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みなさま、明けましておめでとうございます！
ＦＰフローリストのゆりもとひろみです。

本年もＦＰフローリストメンバー一同、
良質のＦＰサービスを広げる使命を果たせるよう、
ＦＰサービスへの志のある皆様と一緒に元気よく前進し
て行きたいと思っています。

本年もどうぞよろしくお願いします☆
今年の初めのメルマガでは、ＦＰになった人が
一度は悩むことを、一緒に考えておきたいと思います。

ＦＰとしてプロになっていく過程では、基本は自分の
実力と等身大の相談を中心にやっていくのがよいと思い
ます。
ただ、ＦＰとして、数多くの相談を受けていく中には、
当然自分より経済的に恵まれている方、資産家の方が
やってこられます。

相談料を払っても専門家のアドバイス受けたい、
（専門家にお金を払うことで、それ以上のメリットがあ
ることを理解している）という方は、アッパーミドル層
以上が中心になって来るためです。

一方、私も含めＦＰを志す人の多くは、生い立ちでお金
に苦労したり、自分の家計のやりくりで悩みを解決した
いと思ってＦＰと言う職業にたどり着き、お金の知識で
たくさんの人の役に立ちたいと思ってＦＰになった人が
多いように見受けられます。
自分の家計の問題を解決できていないのに、人の相談を
受けていいのかしら。
また、自分よりはるかに資産がある方の相談を受けても
いいのかしら。

そのように臆してしまうこともあるかもしれません。
こんな時、プロのＦＰになりたいのなら、どういう考え
方を持つべきでしょうか？
ＦＰは「お金の医者」という表現を使うことがあります
ね。

お医者さんは、たとえ自分が病気でも、当然患者を治す
ことができます。
また、自分が罹ったことのない病気や大けがの治療をし、
人の命を助けることができます。
それが、プロの仕事と言うことです。

ＦＰも、同じです。

お客様の経済的な悩みが、ＦＰ個人の経済状況と比べて
高下があっても、その方の立場、悩み、問題点を先入観
なしに理解し、お金の医者として処方箋を書くことがで
きるなら、プロとしての仕事を果たしているといえます。

その時に大切なことは２つあります。

まず、自分の家計に問題がある場合は、改善に向けた処
方箋を自分に出し、毎年自分の経済問題を改善できてい
るかどうか。
これをやれていることが、お客様に対してアドバイスが
できる誠実性の根拠になります。
もう一つは、収入や資産の高下で憶したり、羨んだり、
見下したりせず、フラットな気持ちで相談者に接するこ
とです。
私は、職業病になった父がずっと家にいて、母の収入で
学校を出してもらえるような、裕福とは言えない家庭に
育ちました。母は体が強くなく、私が高校時代に１か月
以上の入院をしています。もし母が働けなくなったら、
苦学を覚悟しても大学には行きたいなと思いながら、
高校生活を送っていました。
高校も大学も公立しかあり得ないと思って、塾代も申し
訳ないので、通信教材だけで高校と大学受験を乗り切り
ました。
ですので、ＦＰを始めたばかりの頃は、首都圏というこ
ともありますが、
「大学は私立でも行かせてあげたい」
「中学受験をさせてあげたい」
「下宿でも行かせてあげたい」
「本人が望めば留学させてあげたい」
というような方が、こんなに多いんだ！と最初はびっく
りするというか、少し違和感がありながらカウンセリン
グをしていました。
まだ、自分の子どもたちが小さかったことと、首都圏の
教育環境の課題を詳しく知らないせいもありました。
それでもお子さんの将来を真剣に考えている、たくさん
のご夫妻のお話を伺っていくうちに、首都圏の教育事情
への理解も進んだせいもあり、それだけの経済負担をし
ても私立に行かせてあげたい、特別な教育もつけてあげ
たい、というお気持ちをすんなり受け入れられるように
なり、実現に向けてプランニングすることが楽しくなり
ました。

今年は、我が家も中学受験の娘を抱え、お客様とも、
受験や学費の話で盛り上がることも増えてきました。
法人に関しても、最初は知識経験ゼロ状態で、ドキドキ
しながらの案件スタートでした。それでも経営者のお客
様方の相談に必死で対応していたら、なんとなく会社経
営も分かってきて、現在はＦＰフローリスト含め２社の
経営に携わるようになりました。
人の悩みや希望は千差万別ですので、
自分の経済状況に引き戻して考えるのではなく、
その方に必要なお金との付き合い方、必要資金の準備法、
処方箋を理性的に提示できることで、お客様から信頼さ
れる仕事をしたと言えます。
お客様の課題を理解し、その方やご家族の夢を叶える
ために、お金の面からできることを提示し、
ＦＰとしてできることを誠実に果たす、
これができれば、どんな相談が来ても憶する必要はあり
ません。

正直、家計にとっては、厳しい社会状況が進行中です。
ＦＰの潜在需要はどんどんＵＰしています。
自立し、安心して暮らしていける人を増やすために頑張
って行きましょう☆

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☆お知らせ
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☆編集後記
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編集担当、茂渡恵子です。

実家から新幹線で戻る時、それはそれはきれいな富士山
が見えました。天候によっては、全く見えない時もある
のですが、今回は快晴の中にきりっとした雄姿がとても
印象的でした。今年は年始からラッキーだなぁ～
ＦＰとして少しでも進歩していこうとやる気がアップ
しました。がんばるぞ！

本年もよろしくお願いします。
それでは、次回をお楽しみに！

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