第157号 業界未経験でもできるFP相談・できない相談(ゆりもと)
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あこがれのFP活動☆成功の秘訣
第157号
2017/2/7 発行
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おはようございます。
2月は節分、バレンタインデーとイベントが多いですね。
我が家は先日の節分では風習にのっとり、しっかりと
南南東を向いて、願い事をしながら恵方巻をまるかじり
しました。年に一度のお楽しみです。
さて、今回はゆりもとFPからのメッセージです。
それでは、どうぞ!
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業界未経験でもできるFP相談・できない相談(ゆりもと)
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みなさまこんにちは。
FPフローリストのゆりもとです。
今日は、FP志望の方からの、「FPって、熱意さえあ
れば、誰でもなれるのでしょうか?」
という質問にお答えします。
全く業界未経験の人でも、FP相談ができるようになる
割合を考えてみました。ゆりもとの経験からの独自見解
ですので、ご参考程度でお考えください。
100%というのは、FP志望者10人中10人が、頑
張ればできるようになる、という意味です。
70%の場合、努力すれば10人中7人は仕事としてで
きるようになる、という意味です。
【相談・業務が勉強すればできるようになる割合】
① ライフプラン相談 100%
② 住宅ローン相談 100%
③ 家計相談 80%
④ 保険募集人になって生命保険相談 100%
⑤ IFAになって運用相談:積み立てアドバイス
100%
⑥ IFAとして運用相談:数千万円以上のポートフォ
リオ提案 70%
⑦ ハウスメーカーや工務店紹介 100%
⑧ 不動産仲介業者に売買案件を紹介 100%
⑨ 不動産活用相談 70%
⑩ 不動産仲介業者従業員として仲介に関わる 50%
⑪ 相続税がかかるレベルの相続相談 70%
次に、パーセンテージの理由を説明いたします。
100%の業務は、FPとして資格取得の上、実務経験
を積めば、誰でも必ずできるようになります。ご質問の
通り、「熱意さえあれば」FPとしてお客様のお役に立
てる内容です。
③家計相談が80%というのは、意外に思う方もいらっ
しゃるかもしれません。
実はライフプランより家計相談の方が難しいのです。
ライフプランは丁寧に情報収集をしてキャッシュフロー
を作成すれば、提案が成り立ちます。けれど家計相談は、
「一体どこをゴールに見立て、何から取り掛かればよい
のか」の個別性が強すぎて、かなりの企画力が必要にな
ることも多くあります。
また、家計管理ややりくりの概念及び感覚がない人には、
ちょっと厳しいこともあるため、80%とさせて頂きま
した。
ちなみに、FPフローリストには、家計相談名人級FP
が数名おり、時々世にも不思議な家計相談を見事に解決
しています。
⑥大口の資産運用⑨不動産活用⑪相続税がかかる相続が
70%の理由
数千万円以上の大きなお金の運用や活用を考える際には、
多少事業的発想が必要になってくるためです。③の家計
と反対で、やりくりレベルではなく、財務的なお金の流
れが理解できる感覚が必要です。主婦で長く来た人には
ちょっと手ごわい分野です。あと不動産に対する感覚が、
多少必要になることが多いです。
このハードルを超えるには、不動産の売買や不動産投資
を経験するか、大家さんのお客様と仲良くなり、お金の
流れや事業の仕組み・心配事などを全部教えてもらうの
が、近道の一つだと思います。
そして⑩不動産仲介業者の従業員として動くことを50
%とさせて頂きました。実際の仲介担当者になるという
ことですね。これはFPとは別のプロフェッショナルの
世界ですので、なかなかの難易度です。
ゆりもとは業界一切未経験でFPになりましたが、正確
には、不動産賃貸仲介の会社で半年ほど事務パートをし
たことがあります。不動産業の内情を肌感覚で知れたた
め、FPとして不動産売買が絡む相談にスムーズに対応
できるようになったように思います。一時はFP兼仲介
業者従業員として、実際の仲介を部分的に担当していま
した。
その経験を踏まえますと、お客様の人生と日常生活に大
きな影響与える、数千万の不動産を仲介するという責任
の重みに耐えるのは、業界経験がないときついものがあ
ります。ただでさえ体育会系であらっぽい動きをする業
界です。訴訟も身近に起こり得る世界です。お客様を守
るために腹を据えて交渉しないといけないこともよくあ
り、FPとは異なるプロの素質が必要になってくる分野
です。(お客様が希望の物件を購入できたときの感動は
大きく、決済後、一緒に打ち上げで飲みに行ったことも
何度かあります。)
以上から、FPで独り立ちするためには、以下の優先順
位で、実務習得作戦を立てると、報われる努力になりや
すいと考えています。
●まず、100%の業務のうち、できるようになりたい
と思うものは、きっちり押さえる。
●70~90%の業務は、自分の興味関心や得意分野を
考え、手を出すかどうか決める。
自分でしない場合は、安心して紹介できる先を確保する。
●50%以下の分野は、自分が専門の一つにするなら、
圧倒的強みにできる可能性あり。そうでないなら、信頼
できる提携先にお任せするのが良いです。
いかがでしたでしょうか?
皆さんのFPスキル習得作戦の参考になれば幸いです。
なお、FPフローリスト認定FP養成講座は、上記の1
00%の業務だけをセレクトしてカリキュラムに組み込
んでいます。本気でさえあれば、受講生全員がFPとし
て活躍できる分野を慎重に選び抜いて、講座で実務ノウ
ハウを伝授しています☆
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☆お知らせ
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一歩を踏み出せばよいのか、 真剣に知りたいと思って
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☆編集後記
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編集担当、岡田直子です。
1/21より横浜・第5期養成講座がスタートしました。
受講生の皆さまはどの方も、意欲が高い素晴らしい方々
です。
第1日目からロープレの多い動きのある講座に戸惑いなが
らも、しっかりとFP役をこなされていました。
模範演技で私が演技したお客様が板に付き過ぎていたの
か、お客様役にも余念がなく、白熱しました☆
テキストを使用しての講義中も、「え~!!」「知らな
~い!」「そうなの~?!」と言う声が上がり、午前3
時間、午後3時間の講義もあっという間に終わっている
ようです。養成講座運営スタッフでもある私は、受講生
の皆さまと間近で接することが出来るので、とても良い
刺激になっています。
少しでもご興味があれば、是非FPフローリスト認定
FP養成講座にご参加下さい!
それでは、次回もお楽しみに!
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お待ちしております。
→ http://fp-florist.com/contact/
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*発行元: FPフローリスト http://fp-florist.com/
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