第22号 FPになったいきさつ(3)~主婦起業での悩み編~(ゆりもと)
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ あこがれのFP活動☆成功の秘訣 第22号 2013/10/2 発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
おはようございます!
食欲の秋ですね。
栗が大好きな私には嬉しい季節です。
京都に無茶苦茶美味しい栗ごはんのお店があるんです。
食べに行きたい・・。
学生の頃は、週2で食べてたな~。懐かしい。
今回のメルマガは
ゆりもとFPの回顧録第三弾です。
今でこそ大成功しているゆりもとFPですが
働くママ共通の悩みである子育てと主婦業の両立では
例に漏れず大変な苦労があったようです。
ママFPを目指す方々へのエールもこめて
お届けします。
それでは、どうぞ。
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FPになったいきさつ(3)~主婦起業での悩み編~
(ゆりもと)
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そのころ一番悩んでいたのは子育てとの両立です。
長男の方は中耳炎に頻繁になる以外は
健康優良児でしたが、
4歳下の長女は小学校に上がるくらいまで
いろいろな病気をして、母子ともに苦労しました。
長女は1,2歳のころ喘息の気があって、
風邪を引くとすぐに発作が出て入院してしまう、
ということを繰り返していました。
他にも水疱瘡や「とびひ」など、
保育園を一週間以上休まないといけない病気にも
定期的になり、そのたびに仕事はお手上げ状態に
なりました。
ささやかなFP業務であっても、
長男の世話と長女の看護と主婦業をしながらですと、
綱渡りのような時間のやりくりが必要でした。
仕事を広げるにも
「この日に必ずここに行かないといけない」
という確定予定を入れるのは、
かなりプレッシャーが大きいことでした。
原稿の締め切りでしたら、
自分が徹夜すれば何とかなりますが、
人との面談となると、
ドタキャンを繰り返すわけにもいきませんので。
当時のノートには、
もっとFPでがんばって勉強や仕事をしたいけど、
進めない悩みが書き連ねてあります。
少しでも仕事で無理をしようとすると、
娘が「ママ、愛して」というメッセージかのように
病気になり、見事に仕事がストップしました。
FPとして動きたいという気持ちに反して、
実際には2割くらいのエネルギーをかけるのがやっとで
這うような進み方を続けるしかありませんでした。
執筆以外の仕事は慎重に受ける、
相談もできれば自宅事務所に来ていただける方で対応
する(子供が保育園を休んでも面談ができるため)、
といった形で工夫しながら、
細々と業務を続けていました。
我が家に初回相談に来たビジネスマン風のおじさんが、
「このテーブルでご飯食べてるんですよね!?」
とえらく驚かれて帰って行ってしまったことも
あります。
私もショックでしたが、幸いその人以外のお客様は、
リビングでの相談に違和感を感ずることなく
受け入れてくださいましたので、
私も体裁で無理をしないで相談業務をしていました。
現在、子育てをしながらFPを目指すママたちに
接するとき、当時を振り返っていつも複雑な思いに
なります。
何と言ってあげれば一番ママFPとお子さんにとって
良いのだろうと。
子供が小さい時やママを必要としているときは、
子供を中心にしてあげてほしい。
でも、
「今は子育ての時期だからFPは頑張らなくていいわ」
と思ってしまったなら、
プロになっていくのはちょっと厳しいかもしれない。
FPは人の人生の一部を預かる責任の重い仕事だから。
現在の環境、時間、メンタルでの制約で
無理はしないようにバランスを取るけれど、
プロを目指す気持ちは忘れない。
そのような心の持ち方においての本気を
続けていける人は、将来とても伸びるだろうなと
思ってみています。
私は先が見えない不安もあって、
ぎりぎりのラインで無理を重ねてきたけれど、
その無理がなければ、
今のような成功まで来られていないのも事実。
でも不要な無理や心労を、これからFPを
目指すママたちがしなくて良いようにしたい、
一番子供がママを必要としている時期は
社会復帰に焦らずに子供と向き合いながら、
一番効率よくFPのステップを上がっていってほしい。
FPは子育ての苦労も喜びも、
全部お客様相談に生かせる素晴らしい仕事だから。
そう思って、FPフローリストをスタートさせた
という経緯があり、
来春以降は本格的なFP養成講座も計画中です。
ありがたいことに長女はだんだんと健康になり、
3歳を過ぎると入院はなく、
病院のお世話になる回数もだいぶ減りました。
お兄ちゃんは小学生、娘が保育園の上級になるころから
少しスピードアップして、月1~2件くらいの相談を
うけられるようになっていきました。
粗利で世間のパート収入を超え初め、
このまま進めていけば軌道に乗るのが見えてきました。
そうこうしながら開業から4年経った2007年に
大きな転機が訪れました。
夫が転勤を断ってくれて脱サラ。
FPを家業としてやっていくことになりました。
居住と仕事の場所を自分で選ぶことができ、
夜や土日も仕事を入れられるという自由の代わりに、
家族で一緒に生計を立てていくというプレッシャーを
クリアできるか。
本当の意味での独立開業のステージに入ったのが
2007年4月のことでした。
(つづく)
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☆お知らせ
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セミナー開催しました!
9/29(日)
FPとしてマネー講座を書くための文章力アップ講座
女性FPのためのセルフブランディング講座
参加者のみなさま、ありがとうございました。
いつもとはちょっと異なる視点からのセミナーでしたが
いつにも増して盛り上がり、大盛況でした。
文章への苦手意識が少し薄れ
「私にも書ける!」
と執筆への意欲が湧いてくる内容でした。
またFPとして成功するには何が必要なのか
将来像を描く良い機会になったのではないかと思います。
今後も実践に役立つセミナーを中心に開催していく
予定です。
お楽しみに!
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☆編集後記
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編集担当、望月貴美香です。
気付くとはや10月。
FPフローリストが誕生して半年が過ぎました。
ひょんなことからスタッフの一員として働いていますが
目まぐるしく毎日が過ぎ去っていきます。
忙しいけれど、全てが新鮮で、楽しい!
たくさんの出会いがあり、おもしろい!
FPフローリストは夢に向かって、
一歩一歩着実に歩を進めていく所存です。
どうぞこれからも応援よろしくお願いいたします。
メッセージなどいただけると励みになります。
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お待ちしています!
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お待ちしております。
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