近年、年金相談の現場では「繰下げ」の質問がかなり増えている状況が顕著です。繰上げ・繰下げにはそれぞれメリット・デメリットがありますが、マスコミ等の情報だけでアドバイスするとミスリードに繋がるおそれがあります。適切な知識を身に着け、ご相談者に安心していただけるアドバイスをできるようになりましょう!
【こんな人にオススメ】
・老後資金のアドバイスをする(したい)ケースがある方
・年金繰上げ・繰下げについて制度上のメリット・デメリットを網羅したい方
・公的年金についてFP受験時の知識からブラッシュアップしたい方
・お客様はどんなことを気にされているか、どう応えればよいかを知りたい方
【効果】
・繰上げの注意点をしっかり理解できる
・繰上げをしない方が良い、した方が良いと年金相談の現場の人も思うのはどんな人か知る
・繰下げのメリット、デメリットをしっかり理解できる
・先の改正で導入された「繰下げみなし」制度の効果・注意点をアドバイスに活かせる
・「211万円」を意識した繰上げ・繰下げという論点を説明できるようになる
・一般の方の勘違いポイントを理解しアドバイスに活かせる
【講師紹介】 中村 薫
なごみFP・社労士事務所代表ファイナンシャル・プランナーCFP®/社会保険労務士/終活カウンセラー/キャリア・コンサルタント
信用金庫勤務、生命保険営業、損害保険代理店での業務を通して、普通の人と業界との情報格差を実感。1997年にFPとして独立。2015年に社会保険労務士開業。これまでに5000件を超える年金手続き・相談業務に携わる。
リタイヤ前世代やお一人様女性のライフプラン相談を得意とする。
企業での退職前研修、年金セミナー、雑誌やネットでの執筆など多数。
・繰上げ・繰下げ制度の基礎と応用
・先の法改正で変わった点の確認
・繰上げのメリット・デメリット
・繰下げのメリット・デメリット
・年金相談の現場でよくある繰上げ・繰下げに関する疑問・質問・勘違い・残念なケースから紐解くQ&A
例)
働きながら繰上げ・繰下げした年金を受け取る場合
退職して雇用保険も受け取れる場合
配偶者が早くに他界するかも?と思う場合
病気がある場合(遺族年金や障害年金、短命かも?等)
繰上げデメリットが軽い人・重い人
繰下げ待機中に亡くなってしまったら損では?
繰下げ増額できない人、できる人
「年金額を211万円以内にすると得」とはどういうことか
など