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第186号 FPとしての自分をアピールするには(柳澤)

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あこがれのFP活動☆成功の秘訣

第186号
2019/4/17発行
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おはようございます。

4月から新生活が始まった皆様は、生活リズムが掴めて
きた頃でしょうか。
近頃は朝晩ともに暖かい日が増え、冷え性の私も布団か
らスムーズに出られることが多くなってきました。

世間は元号改正に向けたカウントダウンで賑わいを見せ
ていますね。
さて、FPフローリストがお届けする平成最後のメルマ
ガは、柳澤FPからのメッセージです。

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FPとしての自分をアピールするには ~柳澤~
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おはようございます。FPフローリスト柳澤です。

FPとして頑張っていこうと思っている皆さんにとって、
最初の仕事をゲットするのは1つのハードルです。でも、
次から次へと依頼がくる人がいるのも事実です。

20年以上FP業界で働いてきて、仕事を呼び込める人と
そうでない人の違いは、大きく2つあるんじゃないかと
気付きました。ルックスとかそれまでの経歴ではなく、
誰もが意識をすればできることをご紹介します。

(1)やりたいことを堂々と話している

仕事を得るには、「何をしたいか」を伝えることから始
まります。プロフィールにはやりたいことを正々堂々と
書きましょう。

経験がないから、とか、自信がないから…なんて言い訳
をしない! プロフィールだけでなく日頃から「こんな
ことをしたい!」「こんなFPになりたい!」…と、い
ろんな人に熱く語っている人ほど仕事を引き寄せる傾向
があるといえるでしょう。

笑われたっていいんです。笑われると、笑った人の記憶
に残りやすくなります。突拍子もない夢ほど、言い続け
ることが大切です。

ちなみに、私の場合は忘れた頃にやってきていました。

「こんな仕事をしたいなぁ~」と考えてあちらこちらに
話をしているときはなかなか芽が出ず、違うことに興味
が出てきた頃にオファーをいただく、なんてことは日常
茶飯事でした。

たとえば、今は相談漬けの毎日を送っていますが、「相
談メインで食べていきたい!」と、1人で会社(株式会
社家計アイデア工房※現在は個人事務所として継続)を
立ち上げたのは約10年前の2009年5月でした。

息巻いて起業したわりに、いただく仕事は執筆や講演ば
かり。しかも、それまで保険見直し相談ばかりを手掛け
ていたので、他ジャンルの相談経験が乏しい状態でした。
金融業界出身でもないし、どうしようかと思い、時間を
作っては図書館で主婦雑誌とマネー誌を乱読し、紙面で
繰り広げられるアドバイスを片っ端からインプットした
りしていました。頼まれてもいないのに、家計見直しセ
ミナーのレジュメを作ってオリジナルの見直しノウハウ
を構築したり。涼しい顔してもがいていたんです(笑)。
でも、このときの努力が今の私を支えています。

同時に、相談に力を入れているということをさりげなく
いろんな方に伝えたり、相談中心に活動されているFP
さんと会っては、どんなことをされているのか根掘り葉
掘り聞いてみたり。でも、相談は思うように増えません。

仕方ないので、企業研修の仕事を広げられたら相談も増
えるかもしれないと、研修の企画提案ノウハウを学ぼう
と勉強を始めた頃から相談件数が増えはじめ、年間契約
のご依頼もいただけるようになりました。その後ゆりも
とと出会い、FPフローリストを立ち上げて、今の生活
になったわけです。

ですので、「引き寄せの法則」の効果は千差万別。すぐ
に結果が出る人もいれば、そうでない人もいます。うま
くいかなくてもやり続けることが重要ですよ。

(2)紹介してもらえる人になる

どんなお仕事でも、口コミは絶大です。FPを探してい
る人がいたり、自分にできない仕事のオファーがあった
とき、真っ先に思い出してもらえる人になるように種ま
きをすることが大事です。

じゃあ、何をしたらいいかというと、印象に残る発言を
心掛ける、がよいのではないかと思うのです。しかも、
「FPとして」。キャラクターがどんなに立っていても、
FPとしての価値につながるものでないと、ビジネスに
はなりません。

うちのFPスタッフでよく取材依頼がくる女性がいるの
ですが、彼女の場合、得意分野がハッキリしています。

トコトン調べてアドバイスした経験から書いたマネーコ
ラムは多くの人の参考になり、それを読んだ記者や編集
者から取材のオファーが入ってきたり、セミナーを頼ま
れたり。相談依頼も個人的に入ってくるので、弊社に届
いた相談申し込みはほとんど担当してもらう時間がとれ
ないほど。彼女の場合、興味のあることを徹底して調べ、
それを日常生活や日々の仕事の中で活かしているのが、
素晴らしいと感じています。

「●●のことならAさんに聞こう」と、瞬時にイメージ
されるような、そんな人なんです。興味のあることに対
して、いつも目をキラキラさせて話をしているので、そ
れがよいのではないでしょうか。

また、他のスタッフに関しても、「セミナー講師をやっ
てみたい」とか「取材もできるかぎりうけたい」と言っ
ているメンバーに関しては、私は、業界の人と会う時に
意識的に彼女達の話をします。それがすぐに実を結ぶわ
けではないけれど、そこで覚えてくださった方がプッシ
ュしてくださったりして仕事につながっていきます。

そういえば、私のフェイスブックでうちの若手FPの写
真と彼女にまつわるエッセイを載せて

「かわいいでしょ~、FPとして絶賛売り出し中です!」

と掲載したら、いつもの1.5倍増しの「いいね」が付い
たことがあったんです。

私の友達にはFP協会関係者や同業者、出版社、金融関
係者がたくさんいるのですが、それ以降、ときどきです
が彼女指名で、仕事が入るようになったんです。FBが
きっかけかどうかはわかりませんが、印象に残ったのか
もしれません。

彼女も、講師や取材対応に前向きで、「やってみたい」
と言っていたので、私の頭の中で「マスコミ関連業務で
の一押しメンバー」の一人に入っていたので、意識的に
FBにアップしたのでした。

つまり、(1)と(2)は密接につながっているのです。

何となくでもいいんです。FPとして取り組みたいこと
が見つかったら、それについていろんな場所で発信しま
しょう。ブログやFBでなくても構いません。最近知り
合ったFPさんやママ友、ご近所さん、親戚、兄弟姉妹、
同級生など、どんな人でもいい。その情報が役に立つと
思う人に伝えるといいですね。

へぇ~、そうなんだ。詳しいね!

と、思ってもらえれば100点です。ただし、教えてあげ
る的な上から目線はNGです。

ね、ね、役に立つでしょ?(ワクワク)

そんな気持ちでお伝えするほうが良い結果につながりま
すよ。なんだか上手くいかないなぁと思う方、試してみ
てくださいね。

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場所:横浜本社セミナールーム
講師:飯田敏氏

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FPがアドバイスした資金計画に基づいて、希望の暮ら
しを実現していただくには、不動産選びでも成功してい
ただくことが欠かせません。担当FPとして資金面以外
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☆編集後記
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編集担当、佐藤です。
もうすぐGWですね。普段なかなか会えない友人や、遠
く離れたご家族に会える方も多いのではないでしょうか。

私は実家に帰るので、仕事の近況報告もしつつ
「へぇ~、そうなんだ。詳しいね!」
と言ってもらえるような、お役立ち情報も話せるように
意識してみようと思いました。

皆様もぜひ、柳澤FPのコラムを実践しながら、FPと
してのご自身をアピールしてみてくださいね。

それでは次回もお楽しみに。